2010年5月16日日曜日

Google App Engineでゼロからはじめてサイト公開まで(1.アプリの概要) はてなブックマーク

Djangoを使って作ろうと思っていたのですが、覚えるのに時間がかかりそうだったので、後回し。

まずはGoogle App Engineの標準的な作成方法に慣れてからということで、通常のwebappを使って、サイトを作ってみます。

作成するのは、シンプルな便利ツール。
実際に公開する予定のものを、ゼロから覚えながら開発して、公開するまでの過程を書いていきます。

十分シンプルで、しかもチュートリアルのためのサンプルではなく、実際に公開予定の、自分があったら便利だと思うアプリなので、App Engineの入門としても参考になるのではないかと思います。

以下、これから作るアプリの概要です。


アプリ名は、「Share Dial(仮)」。

Operaには、Speed Dialという、サムネイルからサイトへすばやくアクセスできる機能があります。


Share Dialは、共有して使うSpeed Dial。
サイトのサムネイルを集めた「ダイヤル」を作って、みんなで共有しようというものです。

たとえば、グループで行く旅行のプランを調べるとき。
普通なら、いくつか気に入ったサイトをピックアップして、メンバーにメールで送ったりしますが、その代わり、ピックアップしたサイトを集めた「ダイヤル」を作って、そのURLをひとつ教えれば済みます。

受け取ったメンバーが、またその「ダイヤル」に別の旅行プランのサイトを追加したりして、「ダイヤル」を使ってみんなで検討すれば、とても便利でしょう。たぶん。

画面構成


画面は2つだけです。
トップ画面とダイヤル画面。


トップ画面


トップ画面はダイヤルを新規作成するボタンがあるだけです。
ダイヤルを作成するボタンを押すと、ダイヤルが新規に作成され、以下のダイヤル画面にリダイレクトします。

ログインなどは不要にして、そのかわりダイヤル画面のURLをランダムな文字列にすることにします。


ダイヤル画面

ダイヤル画面では、

・ダイヤルの名前や説明の編集。
・サイトを追加、削除、並び替え。サイトはサムネイルで表示します。

を行います。

すべてAjaxで、画面遷移なしで処理します。
javascriptのライブラリはjQueryを使用します。

次の記事:2.開発の準備

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