まずはGoogle App Engineの標準的な作成方法に慣れてからということで、通常のwebappを使って、サイトを作ってみます。
作成するのは、シンプルな便利ツール。
実際に公開する予定のものを、ゼロから覚えながら開発して、公開するまでの過程を書いていきます。
十分シンプルで、しかもチュートリアルのためのサンプルではなく、実際に公開予定の、自分があったら便利だと思うアプリなので、App Engineの入門としても参考になるのではないかと思います。
以下、これから作るアプリの概要です。
アプリ名は、「Share Dial(仮)」。
Operaには、Speed Dialという、サムネイルからサイトへすばやくアクセスできる機能があります。
Share Dialは、共有して使うSpeed Dial。
サイトのサムネイルを集めた「ダイヤル」を作って、みんなで共有しようというものです。
たとえば、グループで行く旅行のプランを調べるとき。
普通なら、いくつか気に入ったサイトをピックアップして、メンバーにメールで送ったりしますが、その代わり、ピックアップしたサイトを集めた「ダイヤル」を作って、そのURLをひとつ教えれば済みます。
受け取ったメンバーが、またその「ダイヤル」に別の旅行プランのサイトを追加したりして、「ダイヤル」を使ってみんなで検討すれば、とても便利でしょう。たぶん。
画面構成
画面は2つだけです。
トップ画面とダイヤル画面。
トップ画面
トップ画面はダイヤルを新規作成するボタンがあるだけです。
ダイヤルを作成するボタンを押すと、ダイヤルが新規に作成され、以下のダイヤル画面にリダイレクトします。
ログインなどは不要にして、そのかわりダイヤル画面のURLをランダムな文字列にすることにします。
ダイヤル画面
ダイヤル画面では、
・ダイヤルの名前や説明の編集。
・サイトを追加、削除、並び替え。サイトはサムネイルで表示します。
を行います。
すべてAjaxで、画面遷移なしで処理します。
javascriptのライブラリはjQueryを使用します。
次の記事:2.開発の準備
0 件のコメント:
コメントを投稿